第2類医薬品
「半夏瀉心湯(取痞湯)」は、上熱下寒で鳩尾が痞え、食欲不振で吐き気や下痢などが起こる場合に適用する漢方薬です。
【飲み方】
🔸1日3回、1回に1包を空腹時(食前約30分または食後約2時間)に服用
❖ 飲み忘れた場合には、服用間隔を3時間程度とれるようでしたら、飲んでいただいても結構です。
❖ 胃腸の弱い方や胃がもたれる方は、食後すぐにお飲みください。
<重要>
なお、不調の期間が長い方の場合、漢方的には「血の流れが悪くなっている」可能性が高くなります。
特に、以下の方は、
❖ 唇や舌や顔色が暗く、シミやしばかすの多い方
❖ クモ状血管や手足に静脈瘤がある方
❖ 舌裏の青い静脈が太く腫れている方
「血の流れが悪くなっています」ので、
「桂枝茯苓丸」も1日1回夕方に1包併用することをお薦めします。
詳細は、漢方オアシスにお問い合せください。(「チャットへ」)
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「半夏瀉心湯(取痞湯)」は、はきけやむかつきがあり、腹が鳴って軟便または下痢しやすい方の胃腸炎、神経性胃炎、口内炎、神経症などを改善します。胃腸の炎症を鎮め、胃腸機能をととのえる働きがあります。
本剤は漢方処方である半夏瀉心湯の生薬を抽出し、乾燥エキスとした後、服用しやすい顆粒剤としました。
【効能・効果】
体力中等度で、みぞおちがつかえた感じがあり、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便又は下痢の傾向のあるものの次の諸症:
急・慢性胃腸炎、下痢・軟便、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
【用法・用量】
次の量を食前又は食間に水又はお湯にて服用してください。
[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15才以上):1包:3回
7才以上15才未満:2/3包:3回
4才以上7才未満:1/2包:3回
2才以上4才未満:1/3包:3回
2才未満:1/4包:3回
<用法関連注意>
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。
(3)食間とは食後2~3時間を指します。
【成分分量】
3包(6g)中
半夏瀉心湯エキス(4/5量) 3.68g
(ハンゲ4g、オウゴン・ショウキョウ・ニンジン・カンゾウ・タイソウ各2g、オウレン0.8g)
<添加物>
ステアリン酸マグネシウム,ショ糖脂肪酸エステル,乳糖水和物
【使用上の注意】
■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続
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